参加費無料

東京大学ゲノム医科学研究機構2020年度シンポジウム-ゲノム医科学のさらなる発展を目指して-

終了しました。
多数のご参加をいただき、誠にありがとうございました。

 ゲノム解析技術の飛躍的な発展により、国内外で大規模ゲノム配列解析計画が進行しています。英国”Genome England”・米国”US ALL”・中国では、ここ数年の間に登録されるゲノム配列は200万件を超えると見積もられており、広くバイオ関連研究分野を起点として自国産業を育成し、将来にわたる利益の確保を図る国家事業の色合いも帯びてきております。日本においても、東北メディカルメガバンク機構にて標準日本人ゲノムのカタログ化が進められ、BBJでは3,250人の全ゲノム配列情報を含む27 万人の生体試料、関連情報の蓄積が完了される等、ゲノム関連解析は活発化してきております。また、産生される情報を集約化し具体的な医学生物学的知見へと結びつける、いわゆるデータ利活用の枠組みも急速に整備されようとしており、さらに進めて、ゲノム配列のどの塩基多型・変異がいかなる生物学的機能・疾患関連性を持つかを精密に解析する、より進んだ大規模計測技術を開発実践する試みも始まったところです。

 東京大学では、2015年4月に、総長室総括委員会の下の全学機構として、学内18部局の参画による「東京大学ゲノム医科学研究機構」を立ち上げ、東京大学に集積している卓越したゲノム科学、医科学、情報科学等の研究者を結集し、ゲノム医科学の研究、教育、人材育成、社会への発信とゲノム医療の実装を目指した活動を展開してきました。これを母体として、本年4月1日からは、「統合ゲノム医科学情報連携研究機構」を発足させ、さらなる飛躍を目指します。これにより発展著しいゲノム・オーミクス解析技術と情報解析技術とが生み出す革新的なゲノム医科学の知が結集され、新たな学理体系が構築されるとともに、その成果をゲノム医療として実装し社会へと還元していきます。また、次世代の新たな学術分野を担う人材育成にも注力し、ゲノム医科学分野における東京大学の持つ研究・教育組織としての社会的責務を遂行する場となることが期待されています。

 本シンポジウムでは、ゲノム医科学の現状と「東京大学ゲノム医科学研究機構」の6年間の活動を総括するとともに、「統合ゲノム医科学情報連携研究機構」が取り組む新たな課題を提示し、議論したいと思います。

ウェビナー
WEB会議システム「Zoom」にて、オンライン開催いたします。

プログラム

東京大学ゲノム医科学研究機構2020年度シンポジウムプログラム
*本シンポジウムはすべて日本語で行われます。
【主催】 東京大学ゲノム医科学研究機構
Medical Genomics Research Initiative The University of Tokyo
メールアドレス:mgri.utokyo[at]gmail.com
( [at] を@に書き換えてください)